子育て×在宅ワークは辛い?乗り越えるためのコツ5選を解説!

子育て×在宅ワークは辛い?乗り越えるためのコツ5選

子どもの近くで仕事をしたい!と思って在宅ワークを始めたものの、

「思っていたより仕事がスムーズにできない!」

「家事も育児も中途半端になってしまい、つらい。」

と感じていませんか?

私も3歳の子どもを育てながら在宅でWebライターの仕事をしていますが、家で仕事ができるメリットを感じる反面、両立が難しい!と感じることもありました。

この記事を書いている今も、膝に座って「かまって攻撃」をしてきます……

在宅ワークは、たしかにつらいと思う場面もあります。

ただ、実際にやってみてわかったのは、それを乗り越えられるコツもあるということです。

今では少しずつコツをつかんできましたが、そんな私も在宅ワークを始めたばかりの頃は「なんでうまくいかないの?」「やっぱり子育てしながら仕事って無理なのかな。」と悩んでいました。

この記事は、少し前の私と同じような悩みを抱えているママに向けて書いています。

この記事を読んでわかること
  • 子育て中の在宅ワークはどんなところがつらい?
  • 子育て中の在宅ワークにはメリットもある!
  • 子育て×在宅ワークを乗り越えるためのコツ5選

仕事と育児の切り替えがうまくいかないママは、ぜひチェックしてくださいね。

こちらの記事では、企業に雇用されることが前提の「在宅勤務」ではなく、自宅を職場とした自営業・フリーランスの「在宅ワーク」について取り上げています。

では、早速解説していきます。

目次

子育て中の在宅ワークはどんなところが辛い?

まずは、子育てしながら在宅ワークをする上でのつらいポイントをいくつかご紹介します。

後ほどの章で、解決するためのコツもご紹介しますね。

子どものお世話で仕事が進まない

子どものお世話の合間に仕事をするのは、思った以上に大変なもの。

仕事が全然進まなくて困っている!という方も多いですよね。

子どものお世話は多岐にわたります。

  • ミルクやごはん
  • おむつ替えやトイレ
  • 外遊びやおうち遊び
  • お風呂
  • 寝かしつけ
  • 予防接種や病気のときの通院
  • 習い事の送迎
  • 保育園、幼稚園、学校の行事

など、やってもやっても、きりがないですよね。

私自身も仕事を始める前は「まぁなんとかなるかも!」と思っていたのですが、いざやってみると「こんなにも仕事が進まないのか……」と落ち込みました。

また、仕事中に子どもに話しかけられてイライラしてしまうママもいますよね。

「ママ見てー!」

「はやくこっちきてよー!」

「まだおわらないのー?」

こんなセリフを言われた経験はありませんか?

(私はすべてあります……)

そして結局子どもの遊びに付き合っていたら「あれ、もうごはんの時間?」なんてことも。

会社員時代は、仕事の時間は仕事だけに集中できたのに、育児をしながらの仕事はスキマ時間に作業しなくてはいけません。

日中に全然仕事が進まず、子どもが寝たあとに深夜まで仕事をする場合もありますよね。

このように、思っていたより仕事がうまくはかどらず、焦りを感じてしまいます。

子どもを放っておいてしまう罪悪感がある

子どもの世話で仕事が中断するというお話をしましたが、声をかけられて「ちょっと待ってて!」と言ってしまう経験は、ママなら誰しもありますよね。

仕事を進めたい反面、子どもをほったらかしにしてしまう罪悪感がつらい、という方もいるでしょう。

なんとか待ってもらうために、動画を見せたりお菓子を食べさせたり……こんなふうに待たせて良いのかな?とさらに悩んでしまうこともありますよね。

子どもとの時間と、仕事の時間とのバランスを考えなくてはなりません。

家事がおろそかになる

在宅ワークをしているママは、子育てはもちろんのこと、家事もやらなくてはいけません。

子どもの世話に加えて掃除、洗濯、買い物など、毎日のタスクがたくさんあります。

そこに仕事が加われば、家事が思うようにこなせないのも無理はありません。

私も「今日はまともに家事ができなかったな……」なんてこともありました。


今まで普通にできていたことができなくなると、焦りやイライラが募るものです。

オンとオフの切り替えが難しい

私が実際に仕事を始めたとき、仕事とプライベートの切り替えの難しさに悩みました。

会社勤めであれば、職場と自宅は全くの別空間なので、家に帰ったら子どもとの時間や家事に集中できます。

その反面、在宅ワークは家が職場です。

また職種によりますが、基本的に仕事をする時間を自由に決められるケースも多いですよね。

そうなると、仕事と育児・家事のバランスがとれず、オンとオフの切り替えがうまくいかないときがあります。

例えば子どもと遊んでいるときに仕事のことが気になって、ついスマホで調べ物をしてしまったり、なんて経験はありませんか?

家で仕事ができる環境はママにとって助かりますが、常に仕事のことを考えてしまい、他のことが手につかない!という状況が生まれがちです。

子育て中の在宅ワークのメリット

ここまで読んで「私には続けるのは無理かな……」と思うのはまだ早いですよ!

ここからは、子育てママにとって在宅ワークはどんなメリットがあるのかをご紹介します。

メリットを再確認して、仕事へのモチベーションを上げていきましょう。

子どもの近くで仕事ができる

在宅ワークの最大のメリットは、なんといっても子どものいる空間で仕事ができることです。

子どものそばにいることで、日々の成長を逃さず実感できます。

また子どもが小さい場合は、あっという間の貴重な乳幼児期を長い時間一緒に過ごせるメリットがあります。

そしてもう一つ、育児をしていると子どもが急に熱を出してしまうことがありますよね。

そんなときも職場に気を遣うことなく、そばにいて面倒をみてあげられるのも嬉しいポイントです。

仕事に行くための支度がいらない

在宅ワークは家が職場なので、身支度をする必要がありません

オンラインミーティングなどがあるときは身だしなみを整える必要がありますが、一人で仕事をする時間はすっぴんでもパジャマでもOK!

忙しい朝は子どもの世話をするので手いっぱいなので、自分の支度をする時間を削れるのはありがたいですね。

通勤時間がない

在宅ワークだと通勤時間がゼロなので、朝早く家を出たり満員電車に乗ったりする必要がありません。

私は出産前まで片道1時間半かけて通勤していましたが、もし今同じように通勤してと言われたら「ちょっと無理かも……」と感じてしまいます。

仕事をやりたいと思ったときにすぐパソコンを開いて作業を始められるのは、在宅ワークならではですね。

スキルアップになる

在宅ワークを始める際に、自分の得意、または好きな仕事を選ぶ方も多いですよね。

例えば

  • Webライター
  • ホームページ制作
  • 動画制作
  • イラスト制作
  • コンサルティング

などです。

このような在宅ワークは自身で「営業」「提案」「受注・契約」「納品」を行うので、ビジネススキルや専門的なスキルを高める絶好の機会となります。

子育て×在宅ワークを乗り越えるためのコツ5選

ここまで在宅ワークのメリットをご紹介しました。

もし現在メリットよりデメリットの方が多いなと感じる方は、子育て・家事・仕事のバランスをとり、少しでもストレスを減らす必要があります。

そこで、ここからは「在宅ワークがうまくいかない!」を乗り越えるためのコツを5つご紹介します。

これらのコツを生活に取り入れることで、バランスをとるのが少しずつ楽になっていきますよ。

子育て×在宅ワークを乗り越えるコツ5選

何がストレスなのかを把握する

まず、今の自分にとって「何がストレスなのか」を把握しましょう。

例えば、

  • 日中に集中して仕事をする時間がとれない
  • 仕事が気になって子どもにきちんとかまってあげられない
  • 家事をする時間がとれない

といった具合に、問題点を紙に書き出してみましょう。

スマホのメモ帳アプリでもかまいません。

まず書き出すことで、ぼんやり「しんどいな」と思っていた頭の中が整理され、乗り越えるべき課題が見えてきます。

まずは小さな目標からたてる

課題が見えてきたら、それを克服するための目標をたてていきましょう。

目標というと、つい大きなゴールを設定しがちですが、まずは小さな目標で十分です。

  • 今日は子どもを外に連れて遊ばせる
  • 15分集中してキッチンの片づけをする
  • 子どもが寝たあと、30分だけ仕事を進める

など、自分ができそうな小さな目標をたててクリアしていきます。

仕事・育児・家事のバランスがとれるまでは、スモールステップを少しずつこなして、自信をつけていきましょう。

できなくても自分を責めない

「課題を見つけて目標をたてたけど、今日は全然達成できなかった……」

なんて自分を責める必要はありません

子どもや自分が体調不良になったり、急な予定が入って一日何もできなかった、という日もあるはずです。

計画が崩れてしまうと、思わずため息をついて落ち込みますよね。

在宅ワークをしているママは、あれもこれもしっかりやらなきゃ、と完璧主義になりがち。

完璧にこなすのもステキなことですが、ずっと気を張り詰めていると心も体も疲弊します。

落ち込むのは一瞬にして、「明日また頑張ればいいや!」と前向きな気持ちでいることも、仕事を続けるためのコツですよ。

他のママと比較しない

XやInstagram等で仕事用のアカウントを開設している方も多いですよね。

他のママさんのアカウントを見ていると、

「育児しながら月収◯万円突破!」

「今月も◯件受注できました♪」

といった投稿が目に入ることもあります。

特に仕事を始めたばかりだと、正直うらやましくなりますよね。

「なんで自分はこの人たちみたいに、うまくいかないんだろう……」と、つい他人と比べてしまったことはありませんか?

ですが、人と比較する必要はありません

なぜなら一人ひとりの環境や立場が異なるからです。

  • どこに住んでいるか
  • 子どもの年齢や成長発達
  • 子どもの人数
  • 協力してくれる家族(両親など)が近くにいるか

など、誰一人として同じ環境の人はいません。

環境や立場が違えば、少なからず仕事にも影響が出てきます。

人と比べて無理をするのではなく、今自分にできることをコツコツ積み重ねていきましょう。

そうすることで、少しずつ自分に自信を持てますし、無理せず長く仕事を続けられますよ。

便利な「もの・サービス」を活用

今までご紹介したコツの他に、ものやサービスを活用する手もあります。

例えば、家事を楽にこなすために時短家電を購入するのはいかがでしょうか。

  • 床掃除はロボット掃除機に任せる
  • 電気調理なべで料理時間の短縮
  • 食べ終わったお皿は食器洗い洗浄機へ
  • 衣類スチーマーで楽にアイロンがけ

今まで家事をしていた時間で子どもの世話ができたり、仕事を進めたりできると精神的に余裕が生まれますよね。

お子さんが小さい場合、ファミリーサポート一時預かりのサービスも便利です。

私は一時預かりを利用したことがありますが、母子分離の練習にもなりました!

【ファミリーサポートについて】

子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)は、乳幼児や小学生等の児童を有する子育て中の労働者や主婦等を会員として、児童の預かりの援助を受けたい者と当該援助を行いたい者との相互援助活動に関する連絡、調整等を行う事業。

出典:厚生労働省ホームページ|子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)の概要

https://www.mhlw.go.jp/content/000963083.pdf

預ける側が「依頼会員」に、預かる側が「提供会員」にそれぞれ登録し、地域で相互援助を行う有償事業です。

提供会員は規定の講習を受けたのち、依頼会員のお子さんを自宅で預かったり、代わりに送迎をするといったサポートをします。

利用方法やサポート内容については、お住いの各自治体のホームページをご確認ください。

【一時預かりについて】

家庭において保育を受けることが一時的に困難となった乳幼児を認定こども園・幼稚園・保育所等で一時的に預かる事業です。

出典:こども家庭庁ホームページ|地域子ども・子育て支援事業 一時預かり事業

(参照 令和6年10月11日)

一時預かりは、仕事や通院・リフレッシュなど、基本的にどのような理由でも利用できます。

利用するには登録・予約が必要で、施設によっては利用日数の制限があったり、料金もさまざまです。

一時預かりの利用方法に関しても、お住いの各自治体、または対象施設のホームページ等でご確認ください。

ものやサービスに頼って、生活のバランスを整えていきましょう。

まとめ

今回の記事では、子育てと在宅ワークの両立に悩むママに向けて、

  • 子育て中の在宅ワークのつらいところ
    • 子どものお世話で仕事が進まない
    • 子どもを放っておいてしまう罪悪感がある
    • 家事がおろそかになる
    • オンとオフの切り替えが難しい
  • 子育て中の在宅ワークのメリット
    • 子どもの近くで仕事ができる
    • 仕事に行くための支度がいらない
    • 通勤時間がない
    • スキルアップになる
  • 子育て×在宅ワークを乗り越えるためのコツ5選
    • 何がストレスなのかを把握する
    • まずは小さな目標からたてる
    • できなくても自分を責めない
    • 他のママと比較しない
    • 便利な「もの・サービス」を活用

以上の内容をご紹介しました。

仕事を始めたばかりだと、育児や家事とどうやってバランスをとれば良いのか、試行錯誤の日々ですよね。

ですが、最初から完璧にこなせる人はいません!

ご自身に合った方法で、徐々にペースをつかんでいきましょう。

そして、お子さんとの時間もぜひ楽しんでくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

3歳女の子の育児に奮闘中の在宅Webライター

「心に響く、やさしい文章」をモットーに、読者に寄り添うわかりやすい記事の執筆を心がけています。

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